敬老会第3日目 笑顔と感謝
9月24日(金)はアルムグループの敬老会第3日目。
デイサービスひこばゆにて、令和3年度の最後の敬老会が行われました。
はじめに御厨施設長より挨拶と利用者様代表の方々へ感謝状の贈呈。
贈呈の際に、利用者様代表の方から
「厳しい時に、こうして(敬老会を)開いてくれてありがとう」
「長生きの秘訣はひこばゆの皆さんのおかげ」
と、何より嬉しいお言葉をいただきました。
この日も昼食には手作りの松花堂弁当が並びます。
3日目はちらし寿司とエビフライがメイン。和洋折衷のお祝い膳です。
祝いかまぼこはお煮染めに。
利用者様も「今日は特別に美味しいね」とお昼を楽しまれていました。
お昼が終われば会場設営。
見る人も、舞台に立つ人も、安心して演目を楽しめるように
1,2日目同様、透明なパーテーションで舞台を仕切りました。
そして、いよいよ待ちに待った演目がスタート。
まずは日々の練習の成果。利用者様による発表です。
力強いカラオケに、会場の雰囲気も温まります。
祝い事の際に歌われる謡曲(ようきょく)を披露した利用者様も。
職員手作りの紹介動画のあと、深みのある歌声がひこばゆに響き渡りました。
続いて職員による出し物。
「アルゴリズム体操」でコミカルに登場すると、たちまち笑いが起こります。
スコップとピーラーでできた特製の津軽三味線をかき鳴らし
会場を大いに盛り上げました。
その後も、利用者様の歌の発表が続きます。
歌い終えた後のインタビューでは、笑顔の花が咲きました。
ひこばゆが穏やかなムードに包まれたところで、
昭和のスターたちのメドレーが始まりました。
アコースティックギターの演奏でスターたちが次々に名曲を披露。
正体は手作りのお面をつけた職員たちです。
由紀さおりさん、小柳ルミ子さん、千昌夫さん
黒柳徹子さんと北島三郎さんの夢のデュエット。
ドリフも登場し「ここは松原、ひこばゆの湯♪」と合唱。
最後はさだまさしさんの歌声でしっとりと
ひこばゆのオールスターによる歌謡ショーを楽しみました。
いよいよラストの演目。
見覚えのある炭鉱夫と月が登場しました。
先日、ひろばでも踊った炭坑節。
炭鉱夫と秋の名月の名コンビが演目の大トリを務めました。
最後は、藤井部長による閉会の挨拶。
「敬老の日の由来は、昔から村の取り決めをするときに高齢者の意見をまず聞いたことからだそうです。皆さまがいたから、今の時代がある。どんなに社会が変わっても、敬老会を続けていきたい。そのために職員一同頑張って参ります」
と、感謝と決意を述べて、今年の敬老会を締めくくりました。
こうして、3日間の敬老会の日程がすべて終了。
参加いただいた利用者様、開催にご協力いただいたご家族の皆様
職員一同、心より感謝しております。
約一ヶ月前から準備を重ね
社会の情勢を見ながら試行錯誤をしての開催となりましたが
こうして今年も無事に皆さまと敬老のお祝いができたこと
楽しい時間を過ごせたことに喜びを感じております。
なにより、利用者様の笑顔が今年も見られたことが
アルムグループにとって大きな成果になりました。
この3日間で皆さまからいただいた活力を胸に
今後ともよりよい時間を利用者様にご提供できるよう頑張って参ります。
改めて、敬老会の開催に際しまして
ご協力いただいたすべての皆さま、本当にありがとうございました。